カルロス・ゴーンが無断出国!/偽造パスポートだった場合の罪は?日本とレバノン間の犯罪者引渡し条約は?

カルロス・ゴーン日産元会長が無断出国して本人から

「私は(国籍のある)レバノンにいる」

との声明がありました。

無断出国による罪はどうなるのでしょうか?

また日本とレバノンとの間の犯罪者引き渡しについても調べてみました。

カルロスゴーンの無断出国方法は?

海外に渡航する場合に必ず必要なものそれはパスポートです。

偽造パスポートで出国の可能性あり!?

カルロス・ゴーンのパスポートは、弁護士が預かっているということで、出国となると偽造パスポートで出国した可能性もありあす。

偽造となると、おそらく偽名で出国したことになります。

偽造パスポートでの罪は?

偽造パスポートという罪は、公文書偽造という罪にとわれるようです。

この場合は、 1年以上10年以下の懲役に処せられる(刑法155条1項) ます。

また、渡航禁止中にのところを出国したとなれば、その他の余罪にも問われそうです。

日本とレバノンの間の犯罪者引き渡しについて

海外に逃亡した犯罪者が日本に強制送還され、空港で逮捕されるシーンがあります。

その場合は日本と出国した国との間に犯罪者引渡し条約が締結されているか否かが大きな焦点となります。

犯罪者引渡し条約

国外に逃亡した犯罪容疑者の引き渡しに関する国際条約。

本来、各国は他国からの要求があっても犯罪人を引き渡す義務を負うものではないが、犯罪人引渡し条約を2国間または多国間で結ぶことで犯罪人の引渡しの義務を相互に約する

日本とレバノンの間には、この犯罪者引渡し条約が締結されていません。

つまり、カルロス・ゴーン は、強制的に日本に送還されることはなく、もう日本に戻ってこない可能性もあります。

今後、事実が明らかになっていくと思いますが、注目するニュースです。

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