エコノミスト2015は予言でなく予測
エコノミスト側もこの都市伝説については否定されているようです。
エコノミストという雑誌は、世界経済の動きを統計に基づいて書いている記事であり、予言でなく予測記事と言えます。
いつの間にか未来予測が予言にすり替わってしまったと言えます。
エコノミスト2015の表紙は、抽象的な絵が描かれており、読み手によってさまざまな解釈が可能になります。
先にご説明したラグビーボールに描かれた日本地図も、たまたま本州部分を短く描いてしまっただけのことであり、2本の矢の数字についてもいかように解釈できるものです。
まして2本の矢を日本と解釈するなんて強引すぎます。
ということでエコノミストによる5.11日本で起こる地震の予言はデマであると考えていいのではないでしょうか。
一方で4月17日に台湾の地震予測研究所より投稿された地震予測については、デマでは片づけられないものがあります。
台湾地震予測研究所の予測が怖い
台湾地震予測研究所が2020年4月17日に日本にとっては大変恐ろしい地震予測を投稿されました。
その内容がこちらです。
30日以内に東京、京都または広島付近でM8~M9クラスの
巨大地震が起きる
なぜこの発表が恐ろしいかと言えば
過去にこの台湾の地震予測研究所の所長が発表された予測がことごとく的中しているからなのです。
投稿日 | 予測内容 | 発生状況 |
2016.2.5 | 台湾でM6+地震 | 翌日2016.2.6台湾南部地震M6.4台南市地震 |
2016.2.8 | 房総半島に動きがある2週間前後でM6前後の地震 | 予測6日後の2016.2.15鳥島近海M6.2の地震 |
2016.3.6 | 20日以内に日本でM7以上or台北でM6以上の地震 | 38日後2016.4.14熊本地震の前震6.5が発生この2日後にM7.3熊本地震本震 |
この予測はごく一部で、他にも多くの的中事例があります。
科学的なデータ論と統計学に基づいた予測を行う台湾の地震予測研究所は日本の地震予測研究所よりもはるかに的中率が高いと言われています。
このように的中実績のある方の予測なだけに非常に気になりますし、不安を感じます。
2020年4月17日の投稿から30日以内ということは、2020年5月17日までに地震が発生するという予測になります。
過敏に反応する必要はありません。
万が一に備えて、冷静に準備を進めていきましょう。
5.11予言とエコノミスト2015との関係は? まとめ
エコノミストの予言と台湾の地震予測研究所の予測についてご紹介しました。
最後にまとめとして、まず5月11日の予言に振り回されないようにしましょう。
そして、今後起こるであろう地震に備え、少しづつでも食料品の備蓄を進めていきましょう。
そして大事な人同士で、万が一の時に冷静に行動できるよう避難経路を確認しておきましょう。
日本は地震列島です。
いにしえより何度も大きな地震を経験しそこから這いあがってきて今の日本があるのです。
いつ何時起こるであろう災害に備え、冷静に準備を進めていきましょう。