2020年ドラフト1位確実と言われている五十幡亮太(いそばたりょうた)さん。
五十幡さんがドラフト1位候補にノミネートされた理由は、その俊足にあります。
五十幡選手の出身中学高校大学、その驚異的な50m・100mの記録に迫ります。
五十幡亮太の出身中学/高校大学
五十幡亮太さんは、埼玉県行田市に生まれました。
陸上好きの父、雅弘さんの影響で走ることが大好きだった五十幡選手。
幼稚園の頃に父親にフォームを指導されたおかげで、足が速く、彼の記憶によれば徒競走ではだれにも負けたことが無いとのことで、彼より先にゴールした人はいないようです(あの現日本記録保持者でさえも・・・)
小学校に入学した1年生の頃から野球を始められました。
スポーツ万能な五十幡選手のずば抜けた能力を見抜いていたのは、彼の母なのかもしれません。
五十幡さんは、小学3年の時に病死された母の願いを胸に、(お母さんのために)プロ野球選手になるため、ひたむきに努力してきました。
五十幡さん曰く
プロ野球選手になることを一番応援してくれたのが母だった
と仰っています。
五十幡亮太の出身中学
五十幡選手の出身中学は、行田市立長野中学校です。
中学校では、陸上部に入部しています。
一方で、神宮リトルシニアに所属し、野球もやり続けました。
中学では、体を鍛えるために陸上部に所属しました。
その根底には、野球の為。母との約束、プロ野球選手になるという強い思いがあったのかもしれません。
陸上部では全国中学校陸上競技選手権大会に出場し100Mと200Mで2冠をに輝きました。
その時に一緒に走った選手が現日本記録保持者の
サニブラウン選手だったことで、五十幡亮太選手のその脚(スピード)に注目が集まっています。
プロ野球選手になった後も、このサニブラウンに勝った男という称号は、ずっと彼の勲章として刻まれるに違いありません。
その時のレースの模様がこちらです↓
五十幡亮太の出身高校
中学時代の陸上部での輝かしい成績から、多くの陸上の強豪校からお誘いがあったようですが、五十幡選手はそれを断り、高校は迷うことなく野球の道に進むのです。
五十幡亮太さんの出身高校は、栃木県にある野球の強豪校
佐野日本大学高等学校(佐野日大)です。
五十幡選手の佐野日大での高校3年間で甲子園出場は果たすことが出来ませんでしたが、高校1年生からベンチ入りをし好成績を残しています。
佐野日大1年生時の成績
- 夏の栃木県大会で6試合中5試合に出場 打率6割 2打点
- 秋の関東大会 常総学院戦(1回戦) 9番センター出場 ヒットを放つ
佐野日大2年生時の成績
- 夏の栃木県大会 打率556 3打点
- 秋より下位打線→1番打者へ
佐野日大3年生時の成績
- 春より遊撃手へコンバート
- 夏の栃木県大会 打率1割台 3回戦敗退
- 3試合で3盗塁
それまで、走力はあるもののスタートの切り方に難点があり、盗塁が苦手な五十幡選手でしたが、高校3年間で弱点を克服し大学では足のスペシャリストとして開花していきます。
五十幡亮太の出身大学
五十幡亮太さんは、甲子園出場はならなかったものの、プロからも注目される選手でした。
しかしながらプロ志望届は提出せずに、東都大学野球連盟に所属する中央大学に進学されます。
中央大1年生時の成績
- 春のリーグ戦からセンターレギュラーで11試合に出場
- 秋はケガにより出場減
中央大2年生時の成績
- 春、ケガから復帰
- 秋は2番打者として、亜細亜大学戦ではサヨナラホームランを放つなど走力だけでなく、長打力・勝負強い一面を見せる
- リーグ2位の打率342 外野手のベストナイン受賞
中央大3年生時の成績
- 秋の打率3割 9盗塁(リーグ最多) 外野手のベストナイン受賞(2度目)
- 東都大学リーグ優勝(30季ぶり)
- 明治神宮大会 東海大学戦(初戦)敗退 2安打(2塁打含む)盗塁
- 大学野球日本代表候補選出
五十幡亮太の50m・100mの記録は?
五十幡亮太さんのそのスピードが気になります。
でもやっぱり生で見た五十幡亮太は、エグかった….
流石サニブラウンに勝った男だよ…
ちなみに、この年はショート守ってたのがビックリした。 pic.twitter.com/vwr1mjDe2r
— Kazu兄(^ω^)@お馬さんと獅子 (@Tkz_1007) February 6, 2020
五十幡亮太の50メートルの記録
大学日本代表候補合宿での50m走計測で
5秒42を記録。
しかしながらこの記録を更に上回ったのが、同じ合宿に参加したドラフト候補の並木秀尊さん(独協大)で5秒32でした。
2020年プロ野球、セパ両リーグで現時点で盗塁数の最も多い、ソフトバンクの周東佑京選手でさえ、50メートルのタイムは5秒70です。
元日本代表の朝原宣治さんが5秒75(50メートル)
100メートル世界記録保持者のウサイン・ボルトでさえ50mを5秒47であることからも、2020年のドラフト候補の2人の俊足ぶりは、ひと際目を引きます。
五十幡、並木両選手はお互い意識しあっているライバル関係でもあります。
もし、二人がプロ野球選手となり、同リークの1軍で活躍することとなれば、前代未聞の盗塁王争いが繰り広げられるのではないでしょうか。
五十幡亮太の100メートルの記録
五十幡選手の100mの記録(全日本中学選手権決勝時)は
10秒92
この時の決勝でともに走ったサニブラウン選手は10秒97でした。
高校総体陸上100メートルでの優勝者の記録は10秒94(2019年)、10秒61(2018年)ということですから、五十幡選手は、中学時代で既に高校生並みの実力を兼ね備えていたことになります。
2020年プロ野球の現時点での盗塁王、周東佑京選手(ソフトバンク)の50メートルのタイムは5秒70ということで、100メートルに換算すれば、11秒4となりますが、その記録を中学生の時に上回っていることになります。
陸上界でも世界に通用するであろう実力のあった五十幡選手。
母との約束を胸に、プロ野球界での活躍が楽しみな選手です。
五十幡亮太のプロフィール
五十幡亮太さんのプロフィールを簡単にご紹介します。
名前 | 五十幡 亮太(いそばた りょうた) |
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生年月日 | ? |
出身 | 埼玉県 |
身長/体重 | 172cm/68kg |
投打 | 右投左打 |
学歴 | 長野中学校→佐野日本大学高等学校→中央大学 |