中国では春節を迎えます。
春節には毎年、中国から多数の旅行客が日本を訪れます。
2020年の春節の期間、過去の数字をもとに中国からの旅行客数や、観光客の中国の居住都市を調べてみました。
2020年の春節の期間は?
中国では毎年、春節(旧正月)の前後7日間の大型連休となります。
2020年の春節は1月24日(金)~30日(木)までの7連休となります。
2020年については、1/24(金)が大晦日、1/25(土)が春節です。
日本と違い、大晦日、春節は毎年日にちが異なることになります。
春節には中国から日本への旅行客はどれくらい?
お正月には、多くの日本人が海外旅行へ出かけられますが、中国人も同じく海外へ旅行されます。
過去3年の春節月に中国人が日本に訪れた人数は
2019年2月 72.3万人
2018年2月 71.6万人
2017年1月 63万人
出典:日本政府観光局(JNTO)
※過去3年の春節
- 2019年2月5日
- 2018年2月16日
- 2017年1月28日
年々、訪日の中国人旅行客が増加しています。
世界最大級のオンライン旅行会社(Trip.comグループ)の2020年の春秋休暇のトレンド予測によれば、人気旅行先のトップは日本とオーストラリアになっています。
ただ、毎年の各月の訪日の推移によると、春節月の時期だけ人数がとびぬけているわけでもないようです。
春節期間の中国人旅行者の居住都市は?
春節期間に海外で過ごす中国人の居住都市で最も多いのは上海です。
肺炎の患者数が多い武漢は9位となっており、武漢からも多くの旅行者が海外で過ごされるようです。
1.上海、2.北京、3.広州、4.深セン、5.南京、6.杭州、7.成都、8.天津、9.武漢、10.重慶、11.西安、12.厦門、13.福州、14.無錫、15.合肥、16.昆明、17.寧波、18.長沙、19.蘇州、20.瀋陽
出典:Trip.comグループ
まとめ
春節期間には多くの中国人が日本を訪れる見込みです。
更に新型肺炎の患者数が多い武漢からも訪れることでしょう。
春節は中国からの観光客だけでなく、日本に住んでいる中国人が武漢を含めた中国へ帰省されることもあります。
日本と中国の間で人の行き来が盛んなこの時期、空港での水際対策はもちろんですが、私たち個人でもマスクの着用などできることはやっていきましょう。