『ムース』の人気の秘密は?
なぜ『ムース』は福岡県民が愛してやまない人気のアイスなのでしょうか?
『ムース』のルーツは学校給食
それは、『ムース』が40年前から学校給食のメニューになっている
なつかしい味
だからなのです。
『ムース』は給食用だけで、年間販売数が400万個も売れているのです。
ちなみに給食用は、棒型ではなくカップ型となっています。
ムースが学校給食で出されると、子供たちが
”お祭り”騒ぎとなるほどの
超人気デザートです。
クラスの生徒がお休みになり、ムースが余った時には、欲しい生徒同士でのムース争奪ジャンケン大会が開催されます。
そんな幼いころから食べられてきたムースですから
食べると当時の思い出が蘇ってきたり
ミルク味ということで、おっぱいの味みたいで(味は覚えてませんが・・・)
なんとなく安心できる味なのかもしれません。
小さい頃からの慣れ親しんでるムースの味は
忘れられない”おふくろの味”
時々、無性に食べたくなる”おふくろの味”
に近いものがあるのかもしれません。
一般に販売されている棒型のムースは、学校給食に出されている『ムース』がルーツというわけです。
学校給食でこれだけ人気のあるデザートだから間違いなく売れるという発想から商品化され、ムースの味が忘れられない多くの福岡県の大人の方たちに受け入れられました。
『ムース』はなぜ学校給食に?
では、なぜ『ムース』が学校給食のメニューに選ばれたのでしょうか?
その理由はムースの栄養価が高かったからのようです。
栄養価が高い理由は、原材料に濃縮された練乳を使っており、それが濃厚な牛乳味を生み出しています。
50gあたりに含まれるカルシウムの量は、一般の牛乳が57mgに対してムースは110mgと約2倍となっております。
40年前に栄養価の高いデザートを探していた給食の人に、ムースはぴったりだったという訳です。