ニトリレディスゴルフトーナメント終了後、次週はお休みということで何をしますかの質問に
『上野さんのピッチング観ます』と仰っていた渋野日向子選手。
全英女子優勝後のご褒美に何が欲しいかの質問に
『ソフトボールの観戦チケット』
と迷わず言うくらいの大のソフトボール好きです。
そんな愛してやまないソフトボールの日本のエース上野由岐子選手は渋野選手にとっての憧れの存在です。
そしてついに上野選手との、対面が実現しました。
渋野選手は初対面後のコメントで
これからどういう思いでゴルフをしていけばいいか全部教えてもらった。
この撮ったやつ全部ください。
と述べられています。さらには
毎日聞こうと思う この話
(この話たけで)ご飯食べられる
何杯でも おかずいらん!
と”しぶこ節”も健在です。
おそらく今回TVで紹介された内容以外にもたくさんの会話をされたと思いますが、その貴重な会話の内容をご紹介します。
報道ステーション:渋野日向子の休日密着!上野由岐子は神様!本当に大好き!!
初対面を目前にして
(全英)18番のバーディパットより緊張する
手汗がやばい!
そして念願の初対面!
憧れの上野選手を前にドギマギしている様子。
『私からいいですか?』と渋野選手から会話がスタート
私が小学校のときにソフトボールをしていて
小学4年のとき北京五輪をずっと見ていて
あの金メダルの瞬間は一生忘れられないと思って
今でも忘れていないんですけど
本当にかっこよくてずっと上野さんが憧れで神様で
本当に大好きで
愛を伝えたかったので伝えられてうれしいです
ずっと私もピッチャーをしていて
上野さんの投げ方や姿をずっと見てきたので
今回もけがを(4月打球を受けあごを骨折)されて
何ヵ月も投げらていなかったですけど
帰ってきてくれただけで私は本当にうれしくて
上野選手も渋野選手のコメントを聞いて
彼女の確かな”ソフトボール愛”を感じていらっしゃいました。
上野選手も全英の最終18番ホールのパッティングの映像をご覧になられて
『あっさりスコン!あれっ?早って思って』
『肝っ玉据わっている感じがいいなと思って』
と渋野選手を大絶賛!
全英の最後のパットは入れたら勝ち外したらプレーオフ
3パットしたら負けというのはわかっていたので
あんまり緊張しなくてまあ負けてもいいやと思っていて
ここまで頑張ってこれたのも予想以上だったので
悔いのないようにしっかり打とうと思って
(それが)あのパットだったんですけど
報道ステーション:渋野日向子の休日密着!上野由岐子にどうしても聞きたかったこととは?
渋野選手は憧れの人を前にどうしても聞きたいことが
(北京五輪後ソフトボールが)
オリンピック競技ではなくなったと聞いた時
何をモチベーションにして頑張っているのかなと
考えていたんですけど
それに対し上野選手は
『もう一回オリンピック選手として頑張ろうと正直思ってなかった。そういう思いでソフトボールは続けていなかった』
『自分は当時はまだ20代だったし、まあ今思えばガキだったから考え方が甘っちょろかったなと思う』
『葛藤は大きかったかなモチベーションは』
(北京五輪から)約10年間ってすごい長いなと思って
私もその優勝して1か月ちょっと経ちましたけど
やっと1か月経った感じで
これを何年も続けていくんだと考えたらちょっと苦しいなと
正直思っていた
いつもスマイルでいる渋野選手ですが、その内面は(全英を優勝したからこその)プレッシャーが重くのしかかっていたようです。
渋野選手は、上野選手に競技へのモチベーション維持の方法を聞いておきたかったようです。
スマイルシンデレラって言われたんですけど
そうやって言われている中でも
結構顔には出していたんですね
怒ったりとか
普通に顔には出しているんですけど
それ以上に笑顔のことをすごく言われる
上野選手より
『笑顔がトレードマークじゃないですか』
心掛けてはいるんですけど
自分の中でもわかっているんですけど
全英女子オープン勝ってからの方が
笑顔はちょっと減ってるのかなと思う
上野選手より
『モチベーションが下がる原因の一番は』
『心が渇くこと』
『心の渇きがストレスになり不満を呼ぶから、いかに自分が心を満足させて一日を終わらせられるかどうか』
『これを考えていくと意外と長続きする』
とアドバイスされました。
それに対し渋野選手は
もうちょっとポジティブに考えられるようになりたい
とコメント
それに対し上野選手は
『でもプレーを見ているとポジティブにしか見えないけどね』
確かにそうですよね。
報道ステーション:渋野日向子の休日密着!上野由岐子に一生のお願い!
私全英の時にバーディとかをとって
ギャラリーさんが手を出してくれたんで
ハイタッチしてたんですけど
ゴルフでギャラリーさんとハイタッチする場面ないんですけど
このハイタッチにも渋野選手の”ソフトボール愛”が
ソフトボールは団体競技なので
みんなヒット打ったりベンチ戻ってきたりすると
”ハイタッチ”するじゃないですか
わたしもそういうのを小学校の時にやってきたんで
うれしいことは分かち合いたい
”団体競技がうらやましい”
それに対し上野選手は
『お客さんたちと一体感を得てプラスに取り入れられるってすごいいいなぁ』
『逆に自分もそういうふうにお客さんのことを捉えられたらいい』
『逆にアドバイスをもらった感じでした』
一生のお願いなんですけど
ちょっとだけキャッチボールをしてみたいな
念願かなって、楽しくキャッチボールをされてました。
渋野選手は、元ピッチャーだけあって、上手に投げられてました。
上野選手からピッチングのアドバイスをもらって
ゴルフより練習しよう!
報道ステーション:渋野日向子の休日密着!上野由岐子と今度は東京五輪で!
東京五輪への抱負を述べられました
今世界ランキングの順位的に(東京五輪)に
出場できる順位になったので
絶対出てソフトボールの日本代表の皆さんと
一緒に開会式にでたいなと思う
みなさんと写真撮りたいなって夢があるので
それに対し上野選手は
『モチベーション高いところ申し訳ないんですけど』
『たぶん私たちは開会式の前に試合が始まっていて』
『開会式には出れない』
と最後に落ちが付きました。
まとめ
この出会いの翌日、上野選手先発のソフトボールの試合を渋野選手は観戦されました。
上野選手は、ケガから復帰後初の先発試合でした。
そこで上野選手は、渋野選手の目の前でノーヒットノーランを達成しました。
それを見た渋野選手は、
拝みたい!
神様!
と少し涙目で・・・
上野選手自身もこの試合後
『”笑顔”というキーワードをもらえて、出会えて自分にとってもプラスになったと思います』
と、渋野選手にとってもすごくうれしいコメントをされました。
前日のトップアスリート同士の心のつながりが、刺激となりこの結果が生まれたのかもしれませんね。
今度は、渋野選手の番ですね。
期待してます。
最後までお読みいただきまして、ありがとうござます。