服部勇馬が東京五輪内定!その裏にある兄弟の絆とは?

スポーツ

MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)で見事、男子マラソン東京オリンピック代表を勝ち取った服部勇馬(はっとりゆうま)選手。

服部選手にとって東京オリンピックとは

絶対に立たなければいけない場所

と、その思いを語っていました。

そして、MGCでその絶対に立たなければいけない場所に立つ資格を勝ち取ったわけです。

この結果の裏には、兄弟の絆があります。

今回は、服部勇馬選手の兄弟の絆にスポットを当てていきたいと思います。

服部勇馬が東京五輪内定!出身地と家族構成

東京オリンピックマラソン男子代表を勝ち取った服部勇馬選手。

出身地は、日本有数の豪雪地帯、新潟県の十日町市です。

実家は、祖父の代から続く建設会社( 有限会社服部総業 )です。

服部勇馬選手は、弟2人、妹1人の4人兄弟(妹)です。

そして父の好位さん、母の麻理子さんの6人家族のようです。

次男は弾馬(はずま)さん、三男は風馬(ふうま)さん、長女は葉月(はづき)さんです。

男兄弟の名前に”馬”のなまえが付くのは、父の好位さんが優しい馬の目が好きだったからです。

そのせいか、服部勇馬選手の目は、どことなく馬のような優しい目をしている気がします。

長男の服部選手が中学で陸上を始めると、下の3人もその背中を追って陸上家族となります。

東洋大学時代に出場した箱根駅伝では、エース区間花の2区で2年連続の区間賞を獲得(2015-2016)

掴んだ自信から、東京オリンピック出場という夢が湧いてきたようです。

しかし、同時に長男としての責任のはざまで、葛藤がありました。

服部勇馬が東京五輪内定!その裏にある兄弟の絆とは?

東京オリンピックへの夢と代々続く実家の建設業を継ぐのか、このはざまで悩んでいた長男の服部選手を救ったのが、三男の服部風馬(はっとりふうま)さんです。

家業を継ぐ覚悟を決めた風馬さん。

才能ある兄にこれからも走り続けてほしい

そんな思いが風馬さんにはありました。

自分が家に入ったら兄たちは家のことを気にせずに

陸上に専念できるかなと思って

悩んで悩んで決断しました

と語ります。

高校時代、駅伝で活躍していた風馬さんでしたので、大学に進学して陸上選手として活躍する夢がありました。

高校時代活躍されていた頃の風馬さん(弟)

そして、その夢の続きは、兄の勇馬さんに託されたわけです。

自分が家業を継ぎ、兄が陸上選手として活躍されている姿に

集中してオリンピックの舞台を

目指してくれていることが嬉しい

と語られます。

それに対し、服部勇馬選手も

いろいろあった選択肢を捨てて今の仕事に就いていると思うので

今こうやって風馬がやってくれている事に関しては

すごくありがたみを感じるし

僕自身も走ることを追求していかなければいけない

と、その思いを語られました。

大事なレースには、必ず応援に駆け付ける風馬さん。

MGCでも

『勇馬!』『勇馬ここからだぞ』『勇馬ラストだぞ!』『ここからなんじゃないのか』    (東京マラソンで実際に風馬さんから服部選手に投げかけられた言葉)      

という応援が、きっと服部選手の耳にも入って

きつい坂道が続く、ゴール目前の(日本記録保持者大迫傑選手との)デッドヒートを勝ち取れたのだと思います。

まさに兄弟の絆で勝ち取った、東京五輪代表だと思います。

まとめ

男子マラソン東京オリンピック代表を勝ち取った服部勇馬選手。

私の地元新潟も、ニュースでおおきく取り上げられ、盛り上がっております。

東京オリンピックでは、新潟の代表そして、日本の代表として1992年のバルセロナオリンピックで銀メダルを獲得した森下選手以来の表彰台を目指していただきたいと思います。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

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