しぶこは賞金女王になれるのか?ライバルとの今後の女王争いの行方は?

スポーツ

デサントレディス東海クラシックで、最終日首位のライバル申ジエとの8打差を見事逆転し優勝を果した渋野日向子選手。

生涯獲得賞金も1億円を突破し、次なる目標を『賞金女王』と公言しました。

国内ツアー10試合を残し、しぶこは賞金女王になれるのでしょうか?

賞金ランキング現時点で1位の最大のライバル申ジエ選手を筆頭に、上位4選手を賞金女王のライバルとした場合、渋野選手が賞金女王になれるか考察していきたいと思います。

しぶこは賞金女王になれるのか?過去10年の賞金女王とその獲得賞金とは?

次なる目標を『賞金女王』と公言したしぶこ(渋野日向子)は賞金女王になれるのでしょうか?

過去10年の歴代賞金女王とその獲得賞金は以下の通りです。

年度 賞金女王 金額(億円) 優勝回数 勝率(優勝回数/試合数)
2018年 アン・ソンジュ 1.8 5回 18.5%
2017年 鈴木愛 1.4 2回 6.7%
2016年 イ・ボミ 1.75 5回 17.8%
2015年 イ・ボミ 2.3 7回 21.8%
2014年 アン・ソンジュ 1.53 5回 20%
2013年 森田理香子 1.26 4回 11.4%
2012年 ジョン・ミジョン 1.32 4回 13.3%
2011年 アン・ソンジュ 1.27 4回 19%
2010年 アン・ソンジュ 1.45 4回 14.8%
2009年 横峯さくら 1.75 6回 18.1%

過去10年の賞金女王の獲得金額の平均は、約1億5800万円くらいになります 。

過去10年で賞金女王となった選手のうち日本人はたった3名で、あとはすべて韓国人選手です。

ここ最近では、鈴木愛選手が2017年に賞金女王になったもののその前後はすべて韓国人選手に持っていかれている状況です。

今回は、渋野選手にぜひ賞金女王になってもらいたいですね。

しぶこは賞金女王になれるのか?現時点での獲得賞金とランキングは?

2019年は、日本人であるしぶこ(渋野日向子)が賞金女王になれるでしょうか?

デサントレディス東海クラシック後の上位5人の獲得賞金を見ていきましょう。

順位 選手名 国籍 国内獲得金額(億円) 優勝回数 勝率        (優勝回数/試合数)
申ジエ 韓国 1.16 3回 15.7%
渋野日向子 日本 1.06 3回 13%
3 イ・ミニョン 韓国 0.94 2回 8.7%
4 鈴木愛 日本 0.87 4回 21%
5 穴井詩 日本 0.77 1回 3.4%

現在1位の申ジエ選手と渋野選手との差は約1000万円となっております。

ちなみに、前年賞金女王に輝いているアン・ソンジュ選手は14位(0.47億円)と今シーズンまだ優勝が無いため低迷してります。

しぶこは賞金女王になれるのか?あと何回優勝すればいいの?

最大のライバル申ジエ選手と現時点で約1000万円の差があるしぶこ(渋野日向子)は賞金女王になれるでしょうか?

過去10年の賞金女王の獲得金額の平均値から、1.58億円が賞金女王になるための金額と考えた場合に、現時点の上位5人はあと何回優勝すればいいのか考察してみました。

残り10試合の優勝獲得賞金は以下になります。

開催時期 大会名 優勝賞金
9/27~29 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 1260万
10/3~6 日本女子オープンゴルフ選手権 3000万
10/11~13 スタンレーレディスゴルフトーナメント 1800万
10/18~20 富士通レディス 1440万
10/24~27 マスターズGCレディース 3600万
11/1~3 樋口久子三菱電機レディス 1440万
11/8~10 TOTOジャパンクラシック 2500万?
11/15~17 伊藤園レディスゴルフトーナメント 1800万?
11/21~24 王子製紙エリエールレディス 1800万?
11/28~12/1 LPGAツアーチャンピオンリコーカップ 2500万?

※ TOTOジャパンクラシック以降の優勝賞金については、今シーズンの金額の情報がありませんでしたので、2018年の数字となっております。

残り10試合での優勝した場合の獲得賞金の 平均は、約0.21億円となります。

この数字から考察すると

順位 選手名 必要金額(億円) 必要優勝回数 これまでの優勝回数と試合数
申ジエ 0.42 2回 3回/19試合
渋野日向子 0.52 約2.5回 3回/23試合
3 イ・ミニョン 0.64 約3回 2回/23試合
4 鈴木愛 0.71 約3.4回 4回/19試合
5 穴井詩 0.81 約3.8回 1回/29試合

必要優勝回数を考えると、上位5名の選手でも難しいような気もします。

しかしながら、ゴルフというものは、(2週)連続優勝になることがよくあります。

今シーズンも、申ジエ選手と鈴木愛選手が連続優勝を成し遂げています。

また、この上位5選手以外でも、好調な波に乗ればまだまだ上位進出も可能です。

※ただしこの数字はあくまでも平均値と優勝賞金のみで考察しているため2位以下で獲得した賞金は入っていません。ですから参考までに・・・

しぶこは賞金女王になれるのか?残りの試合の優勝賞金と勝率から考察!

しぶこは逆転で賞金女王になれるでしょうか?

残り10試合の優勝賞金総額は2.1憶円。

この金額に、これまでの試合の勝率をかけて獲得賞金を計算します。

順位 選手名 勝率        (優勝回数/試合数) 2.1億×勝率
申ジエ 15.7% 0.33億円
渋野日向子 13% 0.27億円
3 イ・ミニョン 8.7% 0.18億円
4 鈴木愛 21% 0.44億円
5 穴井詩 3.4% 0.07億円

現時点での獲得賞金に、上記金額を加えて勝手にランキング!

順位 選手名 国内獲得金額(億円) 残り10試合獲得金額(予想) 合計(億円)
申ジエ 1.16 0.33億円 1.49
渋野日向子 1.06 0.27億円 1.33
3 イ・ミニョン 0.94 0.18億円 1.12
4 鈴木愛 0.87 0.44億円 1.31
5 穴井詩 0.77 0.07億円 0.84

上記獲得賞金よりランキングが一部入れ替わり

順位 選手名 予想獲得賞金(億円)
申ジエ 1.49
渋野日向子 1.33
3 鈴木愛 1.31
4 イ・ミニョン 1.12
5 穴井詩 0.84

勝手にランキング上記のようになりました。

先にも述べましたが、ここまでの数字はあくまでも、優勝賞金のみで考察しております。2位以下の賞金は含まれておりません。

しぶこは賞金女王になれるのか?ライバルとの安定力対決では?

しぶこは賞金女王になれるのか?

ここからは上位5選手のこれまでの試合結果から安定力を考えてみます。

渋野日向子選手の順位に関する数値

順位 回数 獲得賞金 率 回数/合計回数
優勝 3回 6000万円 13%
2位~10位 8回 約3877万円 35%
11位以下 10回 約766万円 43%
棄権・予選落ち 2回 0円 9%
合計 23回 10643万円  

渋野選手は、予選落ち2回だけ、さらには10位以内の確率が48%と大崩れせず常に上位に居続ける抜群の安定力があります。

申ジエ選手の順位に関する数値

順位 回数 獲得賞金 率 回数/合計回数
優勝 3回 6120万円 16%
2位~10位 10回 約5137万円 52%
11位以下 3回 約394万円 16%
棄権・予選落ち 3回 0円 16%
合計 19回 1億1651万円  

申ジエ選手も、渋野選手と同様、すごい安定感があります。

更に注目すべきは、10位以内の確率が渋野選手を上回る68%と非常に高い確率であることです。

優勝は逃しても50%の確率で10位以内には入ってきます。

2試合連続優勝もあり最も危険なライバルであるといえます。

鈴木愛選手の順位に関する数値

順位 回数 獲得賞金 率 回数/合計回数
優勝 4回 6480万円 21%
2位~10位 6回 約1591万円 32%
11位以下 7回 約677万円 37%
棄権・予選落ち 2回 0円 10%
合計 19回 8748万円  

鈴木愛選手も10位以内の確率53%と安定した力を発揮されております。

また、今シーズンは2週連続優勝など爆発力もあり、渋野選手にとって怖い存在といえるでしょう。

イ・ミニョン選手の順位に関する数値

順位 回数 獲得賞金 率 回数/合計回数
優勝 2回 3240万円 9%
2位~10位 12回 約5503万円 52%
11位以下 8回 約704万円 35%
棄権・予選落ち 1回 0円 4%
合計 23回 9447万円  

イ・ミニョン選手は、優勝の確率は9%ですが、2位~10位以内以内の確率は52%、さらには23試合で予選落ちは、シーズン最初の大会のみの1回で、賞金を稼いでいかれました。

穴井詩選手の順位に関する数値

順位 回数 獲得賞金 率 回数/合計回数
優勝 1回 1440万円 3%
2位~10位 10回 約5182万円 35%
11位以下 13回 約1085万円 45%
棄権・予選落ち 5回 0円 17%
合計 29回 7707万円  

穴井詩選手は、他の4選手と比較した時に、10位以内に入る確率が38%とぐ~んと落ちます。

逆に棄権・予選落ちの確率が最も高いです。

まとめ

ここまで、独断と偏見で勝手にしぶこ(渋野日向子)の賞金女王の行方を考察してみました。

おそらく賞金女王争いは、渋野日向子選手と申ジエ選手、そして鈴木愛選手に絞られたような気もします。

ただ、ゴルフはわかりません。

この上位5人ではない選手が波に乗って連続優勝となれば、その行方は大きく変わってくると思われます。

ただ、今シーズンこれまでの3人の常に上位にいる安定感を考えた場合にそこから抜け出すのは難しいともいえるでしょう。

最後に、渋野選手はその実力に加え、圧倒的な数のギャラリーを味方に、そして天候をも味方につける( デサントレディス東海クラシック にて)運をも持っています。

つまりは、無敵状態です。

神がかり的な勝利できっと賞金女王も獲得してくれるに違いありません(期待と偏見も込めて)

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

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