大内紗雪(水泳)の経歴、池江璃花子との関係、父親の教育・指導がオリンピック出場の近道?

スポーツ

今回は、アスリートの卵にスポットライトを当てる『ミライ☆モンスター』8月4日の放送で出演される大内紗雪さんについて、現時点でわかる範囲でご紹介していきます。

大内紗雪さんの得意競技は水泳の単距離自由形(50M・100M)です。

水泳女子といえば、だれもがその復帰を願っている池江璃花子選手が有名ですが、池江選手は大内選手の1つ上の先輩で、中学時代からお互い刺激を受けながら成長していかれました。

そんな大内選手の経歴、池江選手との関係、そして大内選手をトップアスリートに育て上げた父とその指導方法にせまっていきたいと思います。

大内紗雪(競泳)の経歴、出身校(中学校)と池江璃花子との関係は?

大内紗雪選手の出身地は、神奈川県です。

出身中学は、藤沢市立明治中学校です。

今井翼さん、中居正広さん、RIPSLIMEのFUMIYAさん、SUさん セイン・カミュさんなど多くの有名人を卒業生として排出してます。

現在、日本大学藤沢高等学校(偏差値63)に通う3年生です。

こちらも、井上真央さん、山本昌さん(元プロ野球選手)、その他多くのプロ野球選手、サッカー選手を輩出している名門校です。

大内紗雪選手の中学時代からの成績を池江選手と比較するかたちで簡単にまとめました。

時期 大会名 種目 タイム 池江璃花子選手成績
2014年8月(中学1年) 第54回全国中学校水泳競技大会

50M 自由形

27秒41 29位 池江璃花子(中学2年) 25秒60(中学新) 優勝
2015年8月(中学2年) 第55回全国中学校水泳競技大会

50M 自由形

25秒99 優勝  

 100M自由形 57秒21 優勝  
2016年8月(中学3年)

第56回全国中学校水泳競技大会

50M 自由形

25秒48 優勝  (大会新)

 

 100M自由形 56秒10 優勝  
2018年4月(高校1年) 第93回日本選手権水泳競技大会 50M 自由形 25秒41 2位 池江璃花子(高校2年) 24秒57 優勝
100M自由形 55秒33 4位 池江璃花子(高校2年) 53秒83 優勝
2017年9月(高校1年) 第72回国民体育大会(愛媛国体) 50M 自由形 25秒31 2位 池江璃花子(高校2年) 24秒33(日本新)優勝
100M自由形 55秒75 3位 池江璃花子(高校2年) 54秒10(大会新)優勝
2018年4月(高校2年) 第94回日本選手権水泳競技大会 50M 自由形 25秒40 4位 池江璃花子(高校3年) 24秒21(日本新)優勝
100M自由形 55秒94 8位 池江璃花子(高校3年) 53秒03(日本新)優勝
2018年5月(高校2年) ジャパンオープン2018 50M 自由形 25秒25 3位 池江璃花子(高校3年) 24秒47 優勝
100M自由形 55秒94 8位 池江璃花子(高校3年) 53秒03(日本新)優勝

2018年8月(高校2年)

第86回日本高等学校選手権水泳競技大会(インターハイ) 50M 自由形 25秒33 優勝  
100M自由形 55秒59 優勝  
2019年4月(高校3年) 第95回日本選手権水泳競技大会 50M 自由形 25秒37 4位  
100M自由形 55秒24 6位  

中学2年、3年時に全国大会2連覇素晴らしいですね。

ちなみに大内選手が中学2年生時の全国大会の時には、池江選手は世界ジュニア水泳選手権大会に出場しております。

今月開催されるインターハイでは、2年生時に続き大会2連覇も間違いないと思います。

この成績が物語っているように、大内選手は期待の若手ナンバーワン女性スイマーであるといえます。

1学年年上の池江璃花子選手とは、中学時代からライバル関係にあったことがわかりますね。

大内選手が中学生時代にスランプに陥った時に、そこから抜け出すきっかけとなったのが池江選手だったみたいです。

池江選手の腕を大きく回す泳法を参考にスランプを抜け出し、タイムがグングン伸びていったエピソードがあります。

そんな大内選手を池江選手は『いいライバル。絶対に負けたくない存在』と仰っています。

池江選手は自分がお手本であるように、常に大内選手の一歩前を走っています。

一方、大内選手は池江選手のことを、はじめはそのタイム差から憧れの存在でしたが、池江選手とのタイム差が縮まるにつれて目標の存在にかわっていったようです。

大内選手は、池江選手のことを”りかこ姉ちゃん”と呼んでいます。

すごく慕っている感じを受けます。

大内紗雪 on Instagram: "帰りの飛行機はりかこ姉ちゃんの隣でした🙃 2人でホラー見てました👻 どっちもなかなかのビビりなので抱きしめあって見てました🤷🏼‍♀️(さゆきは映画より姉ちゃんのビックリしたところにビックリしてました🤷🏼‍♀️) #りかこ姉ちゃん #おおうち #ビビり! #なのに #帰ってもホラー見ちゃう #今日から合宿😇"
260 likes, 1 comments - sayuki_ouchi on August 30, 2017: "帰りの飛行機はりかこ姉ちゃんの隣でした🙃 2人でホラー見てました👻 どっちもなかなかのビビりなので抱きしめあって見てました🤷🏼‍♀️(さゆきは映画より姉ちゃんのビックリしたところにビックリしてました🤷🏼‍...

二人は、非常に仲が良さそうですね。

★プロフィール★

名前:大内紗雪(おおうちさゆき)

生年月日:2002年1月5日

出身地:神奈川県

身長:162㎝

体重:52キロ

大内紗雪(水泳)の父親の教育・指導方法、ライフキネティックがオリンピック出場の近道?

池江璃花子選手とライバルであり、姉妹のような関係を築いている大内紗雪選手が水泳を始めたのは、生後6カ月からです。

生後6カ月という速さに驚きですが、これは両親が元水泳選手でありコーチだったことが大きく影響しているようです。

特に父親である大内克泰(おおうちかつやす)さんの存在が大きいようです。

克泰さんは大内紗雪選手の水泳人生において大きな存在ですが、身長約204㎝、体重約128キロとその体格も非常におおきいです。

生後6カ月から克泰さんの指導を受けた大内選手は、5歳くらいからその頭角を現し、抜群のキック力があったようです。

父の克泰さんは、水泳を通じた子供教育に非常に熱心なようです。

水泳が一番幼少期のころにやるスポーツの中ではとても合理的で効率的なスポーツ
小さいうちにやると学童期の脳神経の発育に非常に効果がある

子どもたちの原石を磨くのが親御さんと環境

子どもたちの無限の才能を信じて磨いてあげてほしい

大内克泰さんのお言葉より

私もそろばんの先生として、子供たちの成長を近くで見ていますが、いその伸びしろ(成長の早さ)に驚きを感じています。

また、環境(先生の指導方法)によって、子供の成長って大きく変わっていくことを肌で感じています。

私自身はそういった意味では、良い先生ではないのかもしれません。他県では、そろばんの競技大会で、常に全国で上位の選手を育成している教室があります。

そろばんを始めるスタート時点ってどの子供も変わらないと思います。

でも先生の指導方法によって、その成長って大きく変わっていくのです。

そんな子供たちの無限の可能性を伸ばせるように、私自身もまだまだ努力が必要だと感じます。

そろばんも幼少期からやる習い事には、最適ですよ!

話は戻りますが、父の克泰さんは子供たちの無限の可能性を引き出すことにアプローチされています。

それが、”ライフキネティック(Lifekinetik)”です。

ライフキネティックとは、ドイツで生まれたトレーニング方法です。

日本で本格的に導入されて4年ほどと、まだ歴史の浅いトレーニング方法です。

父の克泰さんは、娘のためにこのマスタートレーナーの資格を取得しました。

人間は、脳細胞のごく一部しか使用していないといわれています。

その脳の使用割合を増やすことによって、無限の可能性を呼び起こそうとするもののようです。

様々な分野で、このライフキネティックのトレーニングが採用され、結果も出始めているようです。

日本の自由形短距離と世界の差、オリンピック選考大会と選考基準

日本人は自由形短距離では、世界で勝ちにくいと言われております。

リオオリンピックに出場した時の選手の成績は以下のとおりです。

●女子50M自由形

ラウンド 順位 選手 記録 備考
予選8組 7位 松本 弥生 25秒73 予選敗退
予選9組 7位 池江 璃花子 25秒45 予選敗退

●女子100M自由形

ラウンド 順位 選手 記録 備考
準決勝第1組 6位 内田 美希 54秒39 準決勝敗退
準決勝第2組 7位 池江 璃花子 54秒31 準決勝敗退

この結果からみると単距離泳者(スプリンター)の日本人が世界で勝つことは難しいのかなぁと思いますが、安心してください!

先日開催された世界水泳男子50M自由形で 日本人としては18年ぶりに 塩浦慎理選手が決勝に進出しました。

日本人が勝てないというジンクスが覆るうれしい出来事ですね。

この50M自由形、100M自由形のオリンピック代表選手はまだ決定してません。

次の選考大会(最終?)は、2020年4月に開催される第96回日本選手権です。

この日本選手権に上位に入賞しても、日本独自の国際大会派遣標準記録に達していなければ世界の舞台に立つことはできません。

日本の国際大会派遣標準記録は、東京オリンピックの参加標準記録よりの高い水準です。

これにより、レベルの高い少数精鋭集団となり、派遣費用を抑えることができるとともに、全体のレベルアップにつながっています。

日本の競泳選手がここ最近のオリンピックで素晴らしい活躍をみせているのもうなずけますね。

とはいうものの、オリンピックを目指す選手にしてみれば、選考大会で上位入賞しても、派遣標準記録に達していなければ出場できないこともある過酷な条件ともいえます。

●2019年度国際大会派遣標準記録【女子】

  派遣標準記録Ⅰ(8位以内相当) 派遣標準記録Ⅱ(16位以内相当)
自由形50M 24秒12 24秒54
自由形100M 52秒70 53秒65

大内紗雪選手の自己ベストから考えますと、この派遣標準記録はすごくハードルが高いような気がします。

でも安心してください。

彼女は大きな武器を持っています。

まとめ

競泳界の期待の星、大内紗雪さん。

彼女には若さという武器があります。

若いということは、まだたくさんの伸びしろがあるということです。

そして、潜在能力を最大限に引き出せるトレーニングをおこなっております。

東京オリンピックまであと1年。

選考大会である日本選手権まであと9カ月。

まだ時間はあります。

記録更新を成し遂げ、池江璃花子選手とともに東京オリンピックに出場できることを願っています。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。

ライフキネティック日本支部

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