クセの強い歴代「キンチョウCM」を紹介!
クセの強い、そしてシュールなインパクトのあるCMは
1966年の「ルーチョンキCM」から始まり約50年の歴史と伝統があります。
クレイジー・キャッツの桜井センリさんが出演された『キンチョール』のCMが最初です。当時のCMでは、“商品は正面に向けてまっすぐ持つ”のが当たり前でした。そんな中、桜井さんは逆さに持って「キンチョール、逆さにしたらルーチョンキ」とやったんです。それを当時の担当者が「面白い!」と採用して、結果、そのCMが当たりました。
引用元:KINCHO宣伝部の小林裕一さんコメント
長澤まさみが関西弁の『虫コナーズCM』
最初、長澤まさみさんのこの関西弁の「虫コナーズCM」を観た時、良くこのCMを引き受けたものだと衝撃を受けたことを覚えています。
今では、毎年この長澤まさみさんの関西弁を楽しみにしている視聴者さんがいます。
「キンチョウCM」は、”こんなすごい俳優さんがこんなCMやるの~”
という意外性によるインパクトが視聴者の心を掴んでいます。
沢口靖子「タンスにゴンCM」
長澤まさみさん同様、いやそれ以上に衝撃を受けたのが沢口靖子さんの「タンスにゴンCM」です。
ドラマでは主役ばかり、そしてスキのない演技をしていた沢口靖子さんがこんなCMに出るなんて
とショックを受けた覚えがあります。
おかっぱ頭の香川照之「キンチョールCM」
日本を代表する俳優、香川照之さんかおかっぱ頭の少年に扮した「キンチョールCM」
昆虫大好きな香川照之さんの少年時代が思い浮かびます。
大滝秀治・岸部一徳「キンチョールCM」
大滝秀治さんと岸部一徳さんの
「つまらん!お前の話はつまらん!」
このCMは2003年に放送されましたが、今でも脳裏に焼き付いていて懐かしく感じます。
最後の大滝さん「お前の別れた女房によう似とるね」 一徳さん「本人です」
すごく面白いですね。
山瀬まみ「キンチョウリキッドCM」
ピンクのカッパに扮する山瀬まみさんの「キンチョウリキッドCM」
「油とちゃうちゃう」のセリフが有名なCMです。
このCMが始まった1997年は山瀬まみさんにとっては転換の年のなったのではないでしょうか。
同年7月より「新婚さんいらっしゃい!」のアシスタントを務めており、事務所の先輩の片平なぎささんの10年半の記録を塗り替え、アシスタント最長記録保持者となっています。
2020年7月で23年に到達します。
2013年このCMで
「キンチョール CMタレント 山瀬まみ 43歳(事務所発表)」
というくらい事務所も本人もこのCMに愛着があるようです。
現在山瀬さんは50歳となっています。
近藤正臣「キンチョウリキッドCM」
「30日、30日、イッポンポン~」
「60日、60日、イッポンポン~」が記憶に残る近藤正臣さんの「キンチョウリキッドCM」
二枚目俳優の近藤正臣さんがタヌキやカッパの着ぐるみを着たこのCMに衝撃を受けた方も多かったと思います。
近藤さん本人も
俺はカッコ付けるだけの二枚目俳優じゃ、それだけで終わっちゃう、俺は芸の幅を広げたいと思ってこのCMを受けたんだよね。
と仰っています。
笹野高史「蚊がいなくなるスプレーCM」
笹野高史さんの他のCMやTVでの演技から、意外性は感じませんが、CM自体が面白く
インパクトのある「蚊がいなくなるスプレーCM」です。
「キンチョーCM」なぜクセ強い?歴代の映像を紹介! まとめ
「キンチョーCM」がクセが強い理由は、コスパを良くするために視聴者にインパクトを与えることが一番の理由のようです。
現在そして過去のCMを振り返ってみると、
大物俳優を起用し
その俳優のもつイメージの破壊
その結果、視聴者に大きな衝撃を与える。
こうしたクセの強い演出が、キンチョウCMの成功と言えるのではないでしょうか。
出演俳優のその後の人生にも影響を与えかねない「キンチョウCM」に今後も注目です。