新潟佐渡の名産品の一つおけさ柿。
新潟出身の私の自宅にも毎年妻の実家の佐渡から美味しいおけさ柿が送られてきます。
今回はそんなおけさ柿の旬の時期、美味しい食べ方、保存方法をご紹介します。
ぜひ一度ご賞味いただきたい絶品フルーツです。
種無し柿はおけさ柿の最大の特徴
代表産地である佐渡の民謡「佐渡おけさ」から名付けられたおけさ柿。
佐渡の特産フルーツとして絶大な人気を誇るおけさ柿の最大の特徴は珍しい”種無し柿”であるところです。
種無しだから食べやすく、まろやかな甘さのあるおけさ柿は大人だけでなく子供にも人気のある美味しい柿です。
種の無い柿は全国的にも珍しく、越後(新潟)七不思議の八番目にあたるとしておけさ柿は元々「八珍柿(はっちんがき)」と呼ばれていました。
おけさ柿(種なし柿)の旬の時期は?
実は「おけさ柿」は商標名であります。
品種では「刀根早生(とねわせ)」と「平核無柿(ひらたねなしがき)」の2品種があり、それぞれ旬の時期が異なります。
「刀根早生(とねわせ)」の旬の時期
「刀根早生(とねわせ)」の旬の時期はその名の通り、「平核無柿(ひらたねなしがき)」と比較してやや早めに旬の時期を迎えます。
「刀根早生(とねわせ)」の収穫時期は
10月上旬~10月下旬
です。
収穫時期と旬の時期はやや異なります。
それは「刀根早生(とねわせ)」は渋柿の品種であり、そのままでは渋くて食べられません。
この渋みをなくすために炭酸ガスやアルコールを使用して渋抜きをします。
この渋抜きには1週間から10日ほどの期間を要します。
万が一渋みが残っている場合は、常温で2~3日ほど置けば美味しくお召し上がりいただけます。
これらの期間を加味しますと
「刀根早生(とねわせ)」の旬の時期(食べごろ)は、10月中旬から11月中旬になります。
「平核無柿(ひらたねなしがき)」の旬の時期
もう一つの品種「平核無柿(ひらたねなしがき)」の収穫時期は
10月下旬~11月中旬
です。
「刀根早生(とねわせ)」同様、渋抜きの期間を加味しますと
「平核無柿(ひらたねなしがき)」の旬の時期(食べごろ)は、11月上旬から11月下旬ころになります。