2020年が幕開し、大相撲の初場所は千秋楽を迎えました。
この初場所は、2020年の大相撲が下剋上になることを予感させる締めくくりとなりました。
優勝したのが、幕尻の力士、徳勝龍関。
そしてその徳勝龍関と最後まで優勝争いをした前頭4枚目の正代関。
今回は、その正代関のおばあちゃんの面白エピソードとその性格に迫っていきます。
徳勝龍関のプロフィール
四股名 | 正代 直也(しょうだい なおや) |
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本名 | 正代 直也 |
愛称 | ショーダイ、ナオヤ、マサヨ |
生年月日 | 1991年11月5日(33歳) |
出身地 | 熊本県宇土市(うとし) |
身長 | 184cm |
体重 | 165kg |
所属部屋 | 時津風部屋 |
同部屋力士 | 豊ノ島、豊山 |
得意技 | 右四つ、もろ差し、寄り、すくい投げ |
最高位 | 関脇 |
初土俵 | 2014年3月場所 |
入幕 | 2016年1月場所 |
趣味 | 映画鑑賞、漫画鑑賞 |
正代の祖母の名前がまさかの・・・正代!
2020年の大相撲初場所で優勝争いを演じ、一躍注目を浴びるようになった正代(しょうだい)関。
そんな中、正代関のおばあちゃんの名前に注目が集まっています。
苗字の正代(しょうだい)は珍しい名前
苗字の正代(しょうだい)ってあまり聞きなれない名前ですが、正代関の出身地の熊本県に最も多く分布している苗字のようです。
熊本県には約170人位います。ざっくり100万人に3人くらいです。
そんな珍しい苗字ですので、四股名もそのまま”正代”とされました。
祖母の名前が正代(まさよ)
そんな珍しい苗字の正代関ですが、そのおばあちゃんの姓名もまた珍しいのです。
その名も
正代正代(しょうだいまさよ)
なんと苗字と名前がおなじ漢字という非常に珍しいお名前なのです。
たまたま正代おばあちゃんが、正代家(しょうだいけ)に嫁いだために起こった珍しい出来事が要因です。
非常に品のある、笑顔のかわいらしい正代おばあちゃん。
87歳のご高齢でありながら、髪もフサフサで、こんな歳のとりかたをしたいと思わせる方です。
大相撲という厳しい世界に入った孫のため、正代関が場所中は毎日神様にお祈りを捧げている正代おばあちゃんです。
正代おばあちゃんにとって正代関は自慢の孫に違いありません。
苗字と名前が同じ漢字!珍しい名前その他
苗字と名前が同じになるパターンはほかにもあるようです。
恵美恵美「えみえみ」
鈴江鈴江「すずえすずえ」
恵恵「めぐみめぐみ」
真弓真弓「まゆみまゆみ」
若菜若菜「わかなわかな」
南南「みなみみなみ」
生まれた時から苗字と名前が同じになることはないようですが、女性が結婚されることでたまたま同じになってしまうようです。
実際、苗字と名前が同じになることで結婚について悩んでいる方もいるようです。
どうでもいい話ですが、私の嫁は私と結婚して な〇さ〇ま〇み
になりました。
最近は病院でもプライバシー保護のため番号で呼ばれるようになってきていますが、一時、病院などで名前を呼ばれるのが恥ずかしいと言っていました。
やはり周囲の人の視線が気になるようです。
正代は熊本県のヒーロー!
まさよおばあちゃんにとって自慢の孫である正代関。
地元の熊本県宇土市にとっても、正代関はヒーロー的存在のようです。
地元住民に方々の有志で場所中の白星の夜には、祝砲を打ち上げています。
16年の春場所以降続いており、恒例となった祝砲は地域に浸透してきています。
約4年も続く祝砲!
2020年の初場所の活躍は、地元住民への恩返しになったに違いありません。
正代の素顔はネガティブ力士
正代関の性格は、その活躍とは裏腹に非常にネガティブな性格のようです。
正代のネガティブ発言
正代関のネガティブ発言をひろってみました。
勝負に勝ったときでも↓
ちょっと相手のペースだったんで。足が出てなかったですね。ああいう相撲はケガにつながる。よくない相撲です
2015年の新十両会見では「対戦したい力士は?」と聞かれた時でも↓
誰とも対戦したくない
この発言に隣にいた時津風親方に
「 バカじゃねーの 」 と言われる始末。
ある場所では後半戦で7勝目を挙げながら ↓
ここから連敗して負け越すかもしれない
さらに
これで負け越したら、(番付が)何枚くらい落ちますかね
と担当記者に逆質問!
このネガティブ発言を聞いていると、今人気のお笑い芸人の顔が浮かんできました。
正代の性格はお笑い劇人の宮下草薙(みやしたくさなぎ)の草薙に似ている!
今ブレイク中のお笑い芸人、宮下草薙。
そのネガティブな発言で大人気の草薙。
もしかしたら、今の時代ネガティブな発言が人の心を引き付けるのかもしれません。
正代関のネガティブ発言も、ひとの良さを感じさせ、ガツガツしているより、控えめな性格が好印象を与えているような気がします。
また、そんな発言にもかかわらず、初場所に見せてくれた強さ。
このギャップ!
正代関もブレイクの予感がします。
次の場所も怪我せずに、活躍できますように・・・
正代おばあちゃんとともに祈っております。