西田有志のスパイクはジャンプ力と筋肉が鍵!なぜ打てるのか?

スポーツ

バレーボール男子ワールドカップが開幕しました。

その開幕と同時に、日本のバレーボール界に彗星のごとく現れた西田有志(にしだゆうじ)選手。

なぜ、あんなに強烈なスパイクが打てるのでしょうか?

その鍵は、西田選手のジャンプ力と筋肉(腹筋)ありそうです。

西田選手の高くて強い、鋭角なスパイクはどのようにして生まれたのか紐解いていきましょう。

西田有志のスパイクが高すぎ!その鍵はジャンプ力にある!

西田有志選手は身長186cmです。

今の日本代表の中では小柄でありながら、そのジャンプ力から繰り出される高く、鋭くたたきつけるスパイクは、見てるいる人を魅了します。

西田有志選手がジャンプした時の最高到達点は、346cmです。

ジャンプは75cmです。

この高さ、イメージ的には、ビル1階分相当(地面から2階の床まで)の高さです。

日本のエース石川祐希選手の身長192cmで最高到達点が351cmです。

西田選手は、石川選手との身長差6cmであるのに対し、最高到達点も5cm差と、そのジャンプ力はあの石川選手と肩を並べます。

相当なポテンシャルを秘めている、選手ではないでしょうか。

バレーの最高到達点

スパイクをする際の踏切でジャンプした時の指先の高さのこと

西田選手の186cmという身長は、現在開催されておりますバレーボールワールドカップ参加の選手の中で5番目に低い身長です。

そうは感じさせないあのスパイク!

(高い選手との)身長差を補って余りあるジャンプ力が、西田選手の魅力の一つです。

西田有志のスパイクが強烈すぎ!その鍵は筋肉(腹筋)にある!

西田有志選手の鋭いスパイクの鍵は、ジャンプ力だけではありません。

西田選手の鍛え上げられた筋力も、彼の強烈なスパイクの鍵をなっています。

特にビルドアップされたバッキバキの腹筋は、うらやましい限りです。

鍛えあげられた筋肉を持っている人は、なぜか服を脱ぎたくなる。(鍛え上げられた肉体美を披露したい?)

西田選手おそらくそんな心境をお持ちなのではないでしょうか。

西田選手は、自分を動物に例えるなら

『ゴリラ』

と言っています。

筋肉モリモリのゴリラが高くジャンプして、スパイクする姿を想像してみてください。

ブロックなんか怖くて飛べません。

ドンキーコングがジャンプして、樽のかわりにボールを投げてくるそんなイメージでしょうか。

破壊力抜群です。

西田有志のスパイクが美しい!その鍵は体幹にある!

西田有志選手の高く、強烈なスパイクは、そのジャンプ力と筋肉にあります。

そして、その空中での美しさは、鍛えげられた体幹にもありそうです。

スパイクは空中ではなたれます。

スパイクは空中でのひねり運動です。

その軸となるのが体幹です。

空中での綺麗なフォーム(バランス)を維持する為には、体幹を鍛える必要があるようです。

また、左利きである西田選手。

一般的に、左利きはレフト攻撃が苦手ともいわれます。

しかし西田選手は、左からも右からも楽々スパイクを打ち込みます。

また、2段トスからも華麗にスパイクを決めてくれます。

これはまさに鍛え上げられた体幹による空中バランスが優れているからこそなせる業ではないでしょうか。

2段トスとは?

セッターが正常な位置からあげるトス以外は全部2段トスという。

セッターがコート後ろから(アタックラインの後ろから)上げてくる場合も、2段トスと呼ぶ。

かつての日本の男子バレーのエース山本隆弘さんも左利きでありながら、レフト攻撃が得意な選手でした。

しかし、体の重心を崩されてからの2012年以降は、そうではなくなったようです。

それだけスパイクには体の重心、体幹が重要であるということです。

西田有志のスパイク!そのトレーニングとは?

西田有志選手の高く、強く、美しいスパイクの裏には、ジャンプ力、筋肉、体幹にあることがわかりました。

そのトレーニングに迫っていきましょう。

スパイクで必要な筋肉で特に重要なのは、背筋と腹筋です。

空中で状態を後方に引くためには背筋(広背筋)、そして打つ瞬間に状態を前方へ運ぶ力が腹筋(腹斜筋)です。

高校時代にそうした筋力のトレーニングをやっていた西田選手ですが、現在所属しているジェイテクトの練習に高校3年の夏ごろから参加されました。

そこでの専門的なトレーニングにより、体幹が鍛えられ、そしてビルドアップに成功したようです。

西田選手自信も、腹筋を鍛えたことによって打球が速くなったとおっしゃられています。

西田選手は、上半身だけでなく下半身も鍛えられています。

西田選手の実家(三重県いなべ市)の近くに山道があり、高校時代は、そこをを走ってトレーニングされていました。

その山道(坂道)でのトレーニングで下半身が鍛えられたようです。

ジャンプ力は、体を沈み込ませて伸ばす力(体をしっかり引き上げる力)が必要になります。

特に、ふくらはぎそして上半身を鍛えることが必要なようです。

高校時代の坂道での走り込み、そして専門的な筋トレにより、そのジャンプ力を磨かれていかれました。

プロフィール

名前:西田 有志(にしだ ゆうじ)

生年月日:2000年1月30日

身長・体重:186㎝/82㎏

血液型:O型

出身地:三重県いなべ市

出身高校:三重県海星高等学校

まとめ

バレーボールワールドカップが開幕し、日本だけでなく、世界からも注目を集めている石田有志選手。

その高い打点から、美しいホームで、強くたたきつけるスパイクは、見ている人を釘付けにします。

まだ、19歳の西田選手。

その視線の先は、(石川選手と同じく)海外でプレーすることを見据えています。

これからの日本男子バレーをしょって立つ選手になっていくことでしょう。

西田選手を今後も注目していきたいと思います。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

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