望月慎太郎の出身地は?プロフィール、家族構成、教育環境と育成方法に迫る!

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2019年7月14日テニスのウィンブルドンジュニアで16歳の望月慎太郎選手が日本男子としてシングルス初優勝を果たしました。四大大会でも日本人男子史上初です。8888

日本男女通じては史上2人目、1969年にウィンブルドン女子シングルスを制した沢松和子さん(沢松奈生子さんの 叔母 )以来の約50年ぶりの快挙です。8888

今後国内のみならず、世界からも注目されることになるでしょう。

今回は、望月慎太郎さんの出身地などのプロフィール、家族構成、教育環境を調べ、そこからスーパーアスリートの育成方法に迫っていきます。

望月慎太郎さんの戦績と出身地、出身小中学校・現在の高校などのプロフィール

昨年末のジュニア世界ランク122位から今年の6月に31位、そしてこのウィンブルドン優勝で世界ランク1位になりました。

昨年末のランキングから考えるとここまでのランクアップに驚きです。おそらく本人が一番驚いているのではないでしょうか。

望月慎太郎さんがジュニア世界ランク1位になるまでの戦歴を簡単にまとめました。

時期(年齢) 大会名または対戦相手 成績
2014年7月(11歳) 第32回第一生命全国小学生テニス選手権大会 ベスト4
2015年5月(11歳) DUNLOP SRIXON CUP全国選抜ジュニア選手権大会 ベスト8
2015年7月(12歳) 第33回第一生命全国小学生テニス選手権大会 ベスト8
2018年4月(15歳) ジュニアデビス杯アジア・オセアニア最終予選  
1日目 予選リーグ第1戦 VS パシフィック・オセアニア【シングルス】 6-1 6-1
2日目 予選リーグ第2戦 VS シンガポール【ダブルス】 6-1 6-0 
3日目 予選リーグ第3戦 VS フィリピン【ダブルス】 6-0 6-2 
4日目  決勝T1回戦 VS インド【シングルス】 6-1 6-0 
4日目  決勝T1回戦 VS インド【ダブルス】 6-3 6-1 
5日目 準決勝 VS オーストラリア【シングルス】   6-3  1-6 5-7
5日目 準決勝 VS オーストラリア【ダブルス】     3-6  6-3  10-6
6日目 決勝 VS ウズベキスタン【シングルス】    6-4 6-4
2018年9月(15歳) ジュニアデビスカップ 決勝大会   
1日目 予選リーグ第1戦 VS カナダ【シングルス】 6-0 6-2
1日目 予選リーグ第1戦 VS カナダ【ダブルス】 6-3 6-4
2日目 予選リーグ第2戦 VS モロッコ【シングルス】 6-4 6-3
2日目 予選リーグ第2戦 VS モロッコ【ダブルス】 6-3 6-3
3日目 予選リーグ第3戦 VS イタリア【シングルス】 4-6  6-3  6-1
3日目 予選リーグ第3戦 VS イタリア【ダブルス】 6-1 6-3
4日目 決勝T1回戦 VS アルゼンチン【シングルス】 7-6 4-6  6-4
4日目 決勝T1回戦 VS アルゼンチン【ダブルス】 2-6 1-6
5日目 5-8位決定戦 VS ブラジル【シングルス】 6-1 6-1
6日目 5-6位決定戦 VS スペイン【シングルス】 7-6 6-3
2019年1月(15歳) コーヒーボウルG1(コスタリカ) 優勝
2019年(15歳) サルソマジョーレG2(イタリア) ベスト4
2019年(15歳) パナセオITFカップG2(オーストリア) ベスト8
2019年(15歳) サンタ・クローチェ・スッラルノG1(イタリア) ベスト8
2019年(15歳) アストリッドボールシャルルロワG1(ベルギー) ベスト4
2019年5月(15歳) 全仏オープンジュニア ベスト4
2019年6月(16歳) ジュニアノッテンガムG1(イギリス) 優勝
2019年7月(16歳) ウィンブルドンジュニア 優勝

2018年に日本代表として国際大会に出場したデビスカップでの活躍が望月慎太郎選手の転換期となり、その後さまざまな国際大会で優勝など好成績を収めております。

とりわけ今年(2019年)の全仏オープンジュニアでのベスト4は、彼の自信となり今回の優勝につながったと思われます。

望月選手の出身小学校は、川崎市立向小学校です。

小学校時代には、元テニスプレーヤーの吉田由香(よしだゆか)さんが校長を務めるTeam YUKAのプロコース(100,000円/月)に通っていたようです。

小さい頃からふざけたことも大好きでしたが、テニスコートに入ってからの集中力とセンスは素晴らしかったです^_^テニスに対する気持ちは1番!!

Team YUKA スタッフブログより

オンとオフがしっかりできる選手だったようですね。おそらく気持ちの切り替えも早くできるのだと思います。テニスプレーヤーにとって大事なことですよね。

この先、望月選手が〇〇選手のようにラケットをたたきつける様なことはないでしょう。でもちょっと期待している私です。

中学は川崎市立藤見中学校です。同時に12歳で日本テニス協会の盛田正明名誉顧問が設立した基金テストに合格し、アメリカのフロリダ州にあるIMGアカデミーに留学しております。

錦織選手も同アカデミーに13歳の時に留学しました。

高校は、学校法人角川ドワンゴ学園N高校です。この高校は、ネットコースで高卒資格が取得できる高校です。忙しい合間をぬってでも勉強しようとする、彼のまじめな姿勢がうかがえます。

★プロフィール★

名前:望月慎太郎(もちづきしんたろう)

生年月日:2003年6月3日

出身地:神奈川県

身長:175㎝

体重:64キロ

望月慎太郎選手の家族構成。錦織圭選手との共通点と関係

望月慎太郎選手の家族構成について、父親は 望月小太郎さんです。

川崎市立橘高等学校でソフトテニスをやっていたようです。

お兄さんとお姉さんがいらっしゃいます。

お兄さんは、望月滉太郎さん。現在 湘南工科大学附属高等学校 に在学中で、現役でテニスをやられており、関東大会ではシングルス・団体ともに優勝しており、お兄さんも世界を目指しているようです。

お姉さんは、 望月奈々子さん。神奈川県のジュニア選手権大会のダブルスで優勝するなどの実績の持ち主です。現役慶応大生のようです。

望月慎太郎選手は、15歳位から国際大会で活躍しております。

錦織圭選手も14,5歳位から国際大会で好成績を収めています。 16歳の時に全仏オープン男子ジュニアダブルス部門 で 日本男子史上初の4大大会優勝という快挙を成し遂げています。

同じ16歳での4大大会優勝に、望月慎太郎選手が錦織圭選手のように世界で活躍できる選手になることを期待せずにはいられません。

さらに望月選手はシングルスでの優勝であり、もしかしたら錦織選手以上の活躍が期待できるかもしれませんね。

望月選手は、12歳の時にIMGアカデミーへ留学しましたが、錦織選手も13歳の時に留学しております。

両選手は このIMGアカデミーを拠点としており、ともに練習する機会もあり、望月選手は錦織選手よりアドバイスも頂いているようです。

今回の決勝でも、”もっとひざを曲げるように”とアドバイスを頂いていたようです。

望月選手はIMGアカデミーに在籍して3年半となります。

錦織選手がまだ無名のころに、当時ランキング上位だったラファエル・ナダルが錦織選手の素質を見抜いて練習相手に指名していたように、錦織選手も望月選手を練習パートナーとしています。先の全仏でも彼をヒッティングパートナーに指名しておりました。

望月選手の目標は、20歳で錦織圭選手を超えることだそうです。

望月慎太郎選手の教育環境とスーパーアスリートの育成方法

望月慎太郎選手がテニスを始めたのは3歳からです。

父の小太郎さんがテニスをやっていたことで、3歳という幼いころからテニススクールに通っていたようです。

私も学生時代から今までソフトテニスをやっています。インターハイにも出場しました。(少し自慢)将来子供とラリーすることを夢見て小学3年生の息子にもやってもらいたいと思っていますが、本人は今のところやる気ゼロです。

兄の滉太郎 さんや、姉の奈々子さんもテニスで活躍されていることから早いうちから習い始め、弟の慎太郎選手も兄や姉に追いつこうと必死に頑張り、おそらく高いレベルで切磋琢磨して競い合っていたのではないでしょうか。

本人のやる気があることが大前提ですが、習い事に関しては、早い段階で習い始めること、そして兄弟などのライバルの存在も不可欠です。

ご両親に関する情報は少ないですが、活躍している他のアスリートを見ていると必ずお父さん(お母さん)が近くで常に寄り添っておられます。

子供たちが高いレベルで競い合えるという状況を作り出せたのは、子供の成長を一番近くで応援している家族の支えが間違いなくあったのだと思います。

小学生の全国大会で好成績を収め、望月慎太郎選手は盛田正明テニスファンドの奨学生として、お金のことは一切気にすることなくIMGアカデミーに留学しております。

日本たけでテニスをやっているよりも、早いうちから世界に出たほうが自分の成長につながると当時12歳の少年は、親から言われたわけではなく、自分の意志で留学を決めたようです。

ウインブルドンジュニア優勝のインタビューでも、IMGアカデミーでの練習は楽しいという感覚はないが、自分で決めたことだから頑張っていると述べていたように、幼いといっても、自分の意志で道を選択させることって大切なんだなぁと感じました。

テニスプレイヤーは 遠征渡航費・滞在費・コーチ費用など、多額の活動資金がが必要になります。また、強くなるために海外での留学も必要となってきます。この資金不足のために志半ばでプロをあきらめる選手もいるようです。

そんな問題を解決すべく、テニスの有望選手の育成のための基金が2003年設立されました。

それが、 盛田正明テニスファンド です。この設立が日本のテニス界の救世主となったことは間違いなく、錦織選手をはじめとして世界で通用する選手がでてきたのだと思います。

望月選手の世界での活躍は、盛田会長のバックアップが無くては語れないでしょう。

望月選手のように奨学生になれなかった場合でもほかの道はあります 。

クラウドファンディングという方法によりネット上で不特定多数の方から資金を募る方法です。

実際プロテニスプレイヤーでこちらを活用されている方もいらっしゃいます。

IMGアカデミー(IMG Academy)は、多数の世界的トップアスリートを輩出している世界屈指の名門スポーツアカデミーです。

アンドレ・アガシやマリア・シャラポワ、ウィリアムズ姉妹、錦織圭をはじめとしたトッププレイヤーがIMGアカデミー・ボロテリーテニスでトレーニングを積み、世界で活躍しています。

IMGアカデミーでは、技術・フィジカル・戦術・メンタルといった総合的なスポーツスキルの向上に取り組むほか、米国名門大学への進学も視野に入れた学習環境も提供しています。 
卒業生の9割以上が大学に進学しており、ディビジョン1と呼ばれるトップ校へ毎年多数の合格者を送り込んでいる進学校でもあります。

また、アメリカをはじめ世界各国の生徒と共に生活し学ぶことで英語力の向上はもちろんグローバルな国際感覚を養うことができます。

https://pbi.jp/sports/imgacademy/

IMGアカデミーではテニスの技術向上だけでなく、世界の舞台で活躍するためには欠かせない英語力も養うことができるようです。

Shintaro Mochizuki Winner's Press Conference Wimbledon 2019
望月慎太郎選手  勝者の記者会見 ウィンブルドン 2019

ウィンブルドン優勝後のインタビューでも、上手な英語で受け答えしておりました 。

コーチの山中夏雄さんは、望月選手のことを『マイペースなくそまじめ』とおっしゃております。

記者からの質問に対して、ひとつひとつ誠実に応えているその姿から、その性格の一部が垣間見れます。

おそらく普段の練習でも、コーチのアドバイスを素直に受け入れ、トレーニングしているんだろうなぁと感じました。

山中コーチは、IMGアカデミー所属の専属コーチであり、錦織圭選手の指導にもあたっていたようで、山中コーチの指導力は2人の活躍が物語っています。

山中コーチは、日本人の体格(海外の選手との体格差がある)でどうやって勝つかを徹底的に研究しておられます。 テニスプレイヤーにとって、良きコーチのもとで指導を受けられることも、世界で活躍する上では、重要な要素です。

まとめ

望月選手はIMGアカデミーでテニスをやっていないときには、YouTubeをよく見ているそうです。またお菓子が好物で、特にチョコには目がないようです。そんなお茶目な一面に共感を持った方は私だけではないはずです。

あの熱い男、松岡修造も

僕が最も感動したこと!それは人生一緊張する決勝の中、慎太郎のプレイが素晴らしかったこと。自分からしっかりと攻撃して勝ち切ったことです。まさにこれから世界の仲間入りするのは間違いなしのプレイでした!

テニスは正直、僕が出会った小学校5年生の時から大きく変わってはいない。とんでもない大きな武器があるわけではないが、試合をするうえで最も大事な武器を慎太郎は持っている。
メンタルである!

どんなことがあっても諦めず、そして困難な状況から決して逃げることをしない!相手が背丈があろうがパワーがあろうが、関係なし。「自分なら勝てる!」、そんな揺ぎない強い気持ちを持っている。

松岡修造オフィシャルウェブサイトより

と、彼のことをべた褒めしてます。

これからすごく人気が出そうな選手だと思います。

おそらく今年の年末あたりに松岡修造と一緒にメディアに登場してくるのではないでしょうか。

私もファンの一人として、今後の彼の活躍に注目していきたいと思います。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。

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