子供は映画館で何時まで観れるの?子供同士での鑑賞可能時間は何時まで?

豆知識

映画「鬼滅の刃」が公開されました。

公開初日の興行収入が10億円と大ヒット公開中の「無限列車編」。

その大きな要因は子供たちに大人気のアニメということです。

映画館でも上映スクリーンの数を増やして対応されています。

そんな中で、レイトショー、ナイトショーになると終了時間が23時を過ぎてしまいます。

子供たちは、何時まで映画館に居れるのか?

また子供同士で映画鑑賞できる時間は何時までなのか?

調査しました。

子供は映画館に何時まで居れるの?

「鬼滅の刃」はPG12指定作品です。

PG12とは

PG12指定: (PG=Parental Guidance)
親または保護者の助言があれば12歳未満の方でも鑑賞できます。

この制限は、年齢制限のことで、時間の制限は特にありません。

「無限列車編」は、全年齢鑑賞可能です。

ただし12歳未満に関しては、保護者の助言や指導が必要となる映画です。

この”保護者の助言や指導”とは

上映される作品が親又は保護者の観点から、幼児・小学生の子供に対し、刺激的で観覧には不適切であると思われるものについて、(観覧について注意を促すなどの)助言・指導ということになります。

「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の公式サイトでは

年齢に関係なくどなたでもご覧いただけます。12歳未満の方は保護者の助言・指導が必要です。是非、多くの方にご覧いただければ幸いです

とされています。

映画鑑賞で時間制限に関する規制は、地域の条例により制限が設けられています。

例えば東京都においては

東京都青少年の健全な育成に関する条例があります。

第15条の4 保護者は、通勤又は通学その他正当な理由がある場合を除き、深夜(午後11時から翌日午前4時までの時間をいう。以下同じ。)に青少年を外出させないように努めなければならない。

・・・

第16条 次に掲げる施設を経営する者及びその代理人、使用人その他の従業員は、深夜においては、当該施設に青少年を立ち入らせてはならない。

一 興行場

・・・

東京都青少年の健全な育成に関する条例 抜粋

により、

18歳未満の青少年を対象に、午後11時から翌日の午前4時までの間は鑑賞させてはいけないという制限を保護者や映画館側に求めているものです。

よって、こうした条例がある地域に限っては、

午後11時以降にスタートする作品は、もちろんのこと

午後11時以前にスタートする作品でも、終了が11時以降になる場合には鑑賞できません

例え保護者同伴でも鑑賞できません。

子供(18歳未満)と一緒に映画を干渉される保護者の方は、必ず上映終了時間の確認が必要です。

子供同士での映画鑑賞可能時間は何時まで?

先にご案内の通り、地域の条例によって18歳未満の子供を対象に映画鑑賞可能時間に制限が設けられています。

この条例がある地域においては、23時を過ぎる作品の鑑賞は出来ません。

逆に言うならば、午後11時を過ぎなければ、子供同士での映画鑑賞は可能となります。

しかし、会場への行き帰りの時間などを考慮して、親又は保護者は子供に対して早めの時間帯を観覧させる助言が必要です。

また、条例が無い地域であれば、23時以降でも子供同士の映画鑑賞は可能となりますが、こちらについても、親の指導・助言が必要となります。

子供の映画鑑賞マナー違反の声/鬼滅の刃『無限列車編』

映画「鬼滅の刃」「無限列車編」鑑賞中の子供のマナー違反の声が上がっているようです。

https://twitter.com/Ax0423_/status/1317016424850681857

https://twitter.com/ikazutimaru2/status/1317220276539510784

『無限列車編』鑑賞中のクレームの声のほんの一部をご紹介しました。

子供に大人気の「鬼滅の刃」ですので、子供が多いのは当然です。

しかしながら、子供であっても映画鑑賞する上での最低限のマナーは必要です。

保護者や親は、映画を観に行く前に、

”うるさくしないこと”

”騒がないこと”

”周りに迷惑をかけないこと”

を指導しておくべきです。(守れないようなら連れて行かないと言ってもいいと思います)

条例の制定が無く、親同伴であっても、子供の23時を過ぎる映画の鑑賞は避けるべきです。

更に、映画に興味が無い(子供の為仕方なく一緒についてきている)親御さんについても、マナーを守りましょう!

子どもは親の鏡です!!

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