朝倉未来の強さの秘密に迫る!
これまで朝倉未来選手の幼少期から青春時代の武勇伝について述べてきました。
この武勇伝を紐解いていくと、朝倉未来選手の強さの秘密が垣間見れます。
朝倉未来の強さの秘密は、幼少期の空手・相撲にあり
幼少期、父親の勧めで空手、相撲を始めたことで、空手では全国2位となり自信を手に。
相撲により鍛えられた足腰は、決してテイクダウンを許さない強さを手に入れます。
マンガ好きでヒーローへの憧れが強くした!
ブレない性格、正義感は、漫画のキャラクターの影響が感じられます。
幼いころから漫画・アニメが大好きな未来選手は、そこに登場するヒーローに憧れを抱いていたことでしょう。
そんなブレない性格は、アニメのキャラクターが未来選手のモデルとなっているのではないでしょうか?
その証拠に、未来選手の言葉には、漫画に出てくるようなフレーズをよく使っています。
また、1対10、2対50などの喧嘩は、まるで漫画の世界です。
自らヒーローになるべくそんなシチュエーションを望んでいるようにも思われます。
そんなヒーロー気質の未来選手を見ていると、人を引き付ける魅力を感じます。
私自身も朝倉未来選手のことを調べていくうちに、彼の魅力に引き付けられてしましました。
喧嘩(試合)に命を懸ける!
”人間死ぬ気になれば何でもできる”といいますが、喧嘩に命を懸けれますか?
朝倉未来選手の人生は、孤独でした。
そんなことから人生をつまらないと感じていました。
つまらない人生=命いらない
と考えていた未来選手。
喧嘩で孤独・さみしさを紛らわすことで生きていることを実感していました。
アニメのキャラクターにいそうなタイプですね。
喧嘩に命を懸けている相手には、だれも勝てはしないはずです。
命を懸ける象徴となった試合があります。
THE OUTSIDER 第39戦 65-70㎏級タイトルマッチでのRyo選手との対戦のことです。
試合は、序盤から両者殴り合う展開となりました。
2ラウンド目に入り、戦略を変えてきたRyo選手。
未来選手に対し、フリントチョークが綺麗に決まります。
気管や頸動脈を締め上げられた未来選手、普通の選手ならここでギブアップしますが、
試合に命を懸けている未来選手は一向にギブアップせず、 主催者である前田日明さんが、最終的にタオルを投げ込んで、朝倉選手を止めました。
この試合はRyo選手が勝利したわけですが、後にRyo選手から
『あんな終わり方では見てる方も納得いかないと思う。朝倉も強かったし、機会があればまた試合をすればいい 』の申し入れでノーコンテストとなりました。
先にも未来選手のコメントをご紹介しましたが、改めて
不屈の精神というか
まいったさえしなければ
負けないとおもっていたから俺は
だから別に
死んでもまいったはせんみたいな
まさにこの言葉通りです。
朝倉未来選手は、決してギブアップしません。
これが彼の強さです。
また、Ryo選手の男気にも感動です。
朝倉未来の強さの秘密は、事前の戦略分析と作戦遂行能力にあり!
朝倉未来選手の青春時代、暴走族に入ります。
その理由は、
個では弱く、集団でしか力を発揮できない暴走族に対し、1対1になるためには、権力的に同じ立場に立つことが必要だと考え、そのためだけに暴走族へ入るのでした。
そんな戦略分析能力は、格闘家キャリアの中で最も強敵となった相手、(それまで無敗の)ルイス・グスタボ戦でおおいに活かされました。RIZIN.15(2019.4月)
試合前の相手選手に対する調査分析により、自分の思い通りの試合運びができることが未来選手の強みです。
また、事前の戦略通りに試合を運べるという作戦遂行能力が優れていることも未来選手の強さの秘密です。
試合に入る前に戦略を練ることは、トップファイターであればだれでもやっていることでしょう。
その作戦通りにいかないのが実際の試合であって、その作戦通りに試合を運べることに優れている未来選手は、他のファイターとの違いでもあり、強さです。
また、試合に勝った時でも、なぜ倒せなかったのか分析するところも他の選手より優れているところです。
RIZIN.15(2019.4月)試合後インタビューにて
僕はほかの選手よりも分析をするんですけど
だいたい自分の思い通りにいかないときはないですね
(グスタボ選手について)思っていたより楽でした逆に・・・