ラグビー日本代表がベスト8進出をかけた歴史に残るスコットランド戦。
前半6分にスコットランドがトライを奪い、キックも決めて7点先制。
その後、スコットランドの世界トップクラスのディフェンスに苦しめられます。
この劣勢状態からどのようにして日本は歴史的勝利をあげることができたのか。
そしてわが新潟の星、稲垣啓太のこの試合の活躍に迫っていきます。
ラグビーW杯!スコットランド戦!オフロードパスからの初トライ!
日本がスコットランドのディフェンスに苦しむ中、日本らしいパス回しから、最後は福岡賢樹のオフロードパスが松島幸太郎に、そしてトライ!
オフロードパス
タックルされながら行うパスです。 ラグビーではタックルされて倒されたらボールを放さなければいけませんが、倒される前ならパスしても問題ありません。オフロードパスが成功して味方のプレーヤーにボールをつなげられればチャンスが広がります。
引用元:ラグビー初心者サイト
このオフロードパスは、4年前のエディ前ヘッドコーチのもとでは、タックルされながらの片手でのパスはリスクを伴うということで、禁止されていました。
このオフロードパスは、現ヘッドコーチのジェイミーの象徴として『ジェイミー流』といわれます。
これで7-7の同点
ラグビーW杯!スコットランド戦!稲垣啓太の代表初トライ!とディフェンス
稲垣啓太の代表初トライも日本に勢いを与えました。
フォワードというポジションはまり目立たない場所であります。
しかしその体を張った献身的なプレーで代表を引っ張る稲垣選手。
連続のアイコンタクトからのオフロードパスから最後は稲垣啓太の中央へのトライ!
笑わない男でありながら、代表で最も試合後の女性からのプレゼントが多い稲垣選手。
きっとこのトライで世日本の女性たちの黄色い声援がこだましたに違いありません。
稲垣選手自信も7年間の日本代表での初トライに
『最高の舞台で最高のトライができた』
と、いつものポーカーフェースでコメントされました。
更に、スクラムの最前線で体を張る稲垣選手。
日本のスクラムの力がスコットランドより優位に立ち、ファールを奪い、そこからの田村選手のキックで得点を奪いました。
これで14-7スコットランドを突き放し、日本に勢いを与える
ラグビーW杯!スコットランド戦!キックからのトライ!
38分には、ラファエレティモシーのスペースへの絶妙な裏へのキックから日本のスピードスター福岡賢樹が裏へ走り込んでのトライ!
このキックからのトライ。
サッカーで言えば裏へのキラーパスからのゴールといったところでしょうか。
このキックからのトライも エディ前ヘッドコーチのもとでは、禁止されていました。
この裏を取るキックも、現ヘッドコーチのジェイミーの象徴として『ジェイミー流』といわれます。
これで21-7さらに突き放し良いムードで後半戦へ
まとめ
前半の勢いのまま、福岡賢樹選手が後半早々にトライを奪い 28-7
その後スコットランドの反撃にあい2トライを許し 28-21
その後、ONEチームで守りきって勝利!
ラグビーW杯で、日本が歴史的勝利(ベスト8進出)を収めたスコットランド戦。
まさにこの試合は、ヘッドコーチ、ジェイミージョセフがこの4年間で築き上げてきた『ジェイミー流』が花開いた試合ではなかったでしょうか。
また、日本らしく細かくパスを回す愚直なラグビーは、前ヘッドコーチのエディージョーンズのもと磨きかけられたラグビーです。
エディがラグビー日本代表ヘッドコーチになったのが2011年12月。
そこから8年間培ってきた代表チームの桜の花が満開に花開いた試合ではなかったでしょうか。
この試合は、ラグビー日本の歴史の中で語り継がれる試合になったと思います。
最後まで読みいただきまして、ありがとうございます。
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