鼻くそを食べる子供の心理を徹底解析!ついにその原因が明らかに!
心理①兄弟(姉妹)の影響を受けて
私の教室には、兄弟(姉妹)で通っている生徒がいます。その中でお兄ちゃん、お姉ちゃんが鼻くそを食べている場合には、その弟や妹が食べている確率が高いです。
下の子は、お兄ちゃんやお姉ちゃんの真似をしたくなるものです。良いことは真似てほしいですけど、鼻くそを食べることはやらないでほしいですね。
心理②味が美味しいから
子供は、ポテトチップスなどの少し塩味のきいたスナックが大好きです。一度鼻くそを口にしてその少し塩味のきいた味が病みつきになり無意識に口に運んでしまうようです。
心理③癖によるもの
はじめは、おいしいからと口に運んでいたものが、鼻くそをほじくる→鼻くそを食べるという癖になってしまうことがあるようです。
この鼻くそ問題は、非常にデリケートなことであり、女の子には聞きずらいことですが、下の名前を呼び捨てで呼べるような少しやんちゃな男の子には、聞きずらい内容もなんとなく聞けちゃいます。
そこで、鼻くそを食べているやんちゃな生徒に遠回しで、『なんで子供って鼻くそ食べると思う?』と聞いてみました。
するとその生徒は、『なんとなく』と言っておりました。
なんとなく=無意識 やはり癖となっていることが原因ということでしょうか?
ちなみに、私には小学校3年生の息子がいます。うちの子が鼻くそを食べている光景は見たことはありませんが、同じ質問をぶつけたところ、顔を赤くして恥ずかしがってました。
もしかして『鼻くそ食べているの?』と尋ねると、『気持ちいいから』と訳の解らない答えが返ってきました。親として少しショックを受けました。
心理④口になにか入れていないと気が済まない
赤ちゃんの頃、自分の指をおしゃぶりしますが、それと同じ心理で赤ちゃんの頃の名残が大きくなっても抜けきらずに、自分の分身である鼻くそに愛着がわき、それを口に運ぶことにより安心感が生まれているのではないでしょうか。
心理⑤ストレス発散によるもの
子供の中に、鉛筆を口に入れて噛むという生徒がいます。その生徒を観察してみると、問題が解けないときや、間違ったときなど精神的ストレスを抱えたときにそういった行為に及ぶことがあるようです。
つまりは、鼻くそを口に運ぶ行為もストレス発散のようものであると考えられそうです。
心理⑥捨てる場所がなく口に入れてしまう
私の教室には、ティッシュBOXは置いてありますが、もちろん各机に置いてあるわけではなく、席を立って取りにいかなければなりません。そんな面倒なことが起因して、口に運んでしまうということもあるようです。
私の保育園・小学生時代を思い出してみると、鼻くそを食べた記憶はありませんが(忘れているのかもしれませんが・・・)鼻くそを丸めて、ポイッと飛ばしたり、机にこすりつけた記憶はあります。
私のようにするのではなく、捨てる場所がないということで律儀に自らの口の中に運ぶということは、逆に褒めてあげなければならないのかもしれません。
心理⑦病気
当時小学校1年生の生徒で、鼻くそを食べることはもとより、鉛筆の芯を食べたり、消しゴムのカスを食べるといった生徒がいました。
今は3年生となりそういった行為もなくなりましたが、当時は自分のワイルドさを見せつけたかったのかもしれません。
もしかしたら、その原因として 栄養の無いものを食べたくなる異食症というあまり聞きなれない病気が隠れていることも考えられます。