新潟の小学校・中学校・高校の休校は可能なの？混乱する教育現場の声を集めてみました。

2020.02.27

突然の安倍総理からの全国の小学校・中学校・高校の休校要請。

突然の要請に全国の教育現場では混乱が生じています。

私の住む新潟でも、先生方は今大変な思いをされていると思われます。

そこで、新潟では突然の休校要請に対応が可能なのか調べてみました。

合わせて、教育現場の声をご紹介します。

新潟の小学校・中学校・高校の休校は可能なの？

突然の安倍総理からの小中高の休校要請がありました。

「要請」

という言葉には強制力はなく、各自治体の判断に任されることになります。

新潟県の教育委員会では、この要請を受け

「物理的に難しい」

とのコメントをされていました。

このコメントからも、3月2日からの休校というのは非常に難しいと思われます。

が、他の自治体の動きに合わせる形になるのではないでしょうか。

いずれにしても、3月2日からの休校となると、明日一日で完結させなけばならず、非常に難しい判断が迫られます。

特にこの時期（年度末）はいろんな行事（六送会・離任式・卒業式等）が重なり、先生たちは毎日忙しい日々を過ごしています。

私の子供（小３）も明日は「六年生を送る会」があるということで、楽しみにしていました。

そして子供に

「3月2日から学校お休みになるかもしれない」

ということを伝えると、「六送会」のことはすっかり頭から無くなり、テンション上がってもっと楽しみにしている様子でした。

小学生・中学生はともかく、高校生もお休みとなると、逆に友達同士で出かけたりすることになりかねず、かえって感染の危険が広がってしまう恐れもあります。

休校になる場合には、生徒には外出禁止等の厳格な指示も必要になると思われます。

幸い、新潟県は今のところ感染者は確認されておりません。（2月27日時点）

このことも判断材料のひとつとなり、3月2日からではなく、少し余裕を持った形での、休校となる可能性もありそうです。

私の子供が通う小学校は、2月27日の午前の早い段階で、3月2日からの休校が決定いたしました。

近隣の小学校について、まだ決定していない学校もあるようです。

このことから最終的には、学校単位（学校長）の判断に委ねられるかたちになるようです。

突然の休校要請に混乱する教育現場の声を集めてみました（ほんの一部）

3月2日から休校となれば、今年度の授業は実質明日で最後になります。

にもかかわらず、発表されたのは前日の19時に・・・

教育現場では多くの先生たちが年度末の忙しさに仕事をしていたようです。

 

教育現場に携わる方のコメントのほんの一部をご紹介しました。

北海道の鈴木直道知事は、いち早く全道の小中学校を臨時休校にするよう、各市町村に要請されました。

この判断について多くの賞賛のコメントがありました。

その後千葉県でも臨時休校（61の小中学校等）の措置がとられました。

それに追随する形での今回の阿部総理の突然の発表には、賛否あるようです。

ほかのコメントも含め、突然の要請に教育現場は混乱している様子です。

学校への問い合わせの電話も鳴りやまないようです。

一般の方からも、教育現場の先生方を気遣う声がたくさんありました。

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