全国に拡大された緊急事態宣言の期限は5月6日までとなっています。
いまの状況を考えると緊急事態宣言の延長は十分あると考えられます。
その可能性について考えてみました。
新潟で緊急事態宣言の延長の可能性は?花積知事の考え
新潟で緊急事態宣言が出され、真面目な県民性から自粛ムードとなっている新潟県内です。
また事業者に対しての休業要請協力金(10万円)も発表され、個人事業者である筆者も県へ問い合わせしたところ
『できますよー』と丁寧にご説明いただき、少しホッとしています。
そんな中、花角知事は4月22日の記者会見で
緊急事態宣言の期間について
状況次第だが、延長される可能性も十分にあると思っている。
延長されなかった場合は、県内の状況を注視し
感染拡大が懸念される状況であれば、国が求めること以上のことをやらなければならないかもしれない
と緊急事態宣言の延長にも言及されています。
24日には、東北・新潟というキーワードが話題となりました。
それは、花角知事と東北6県の知事らの共同宣言が発表されました。
目的は大型連休中の外出や、県をまたぐ移動の自粛を呼びかけるものであります。
東北+新潟ということで新潟県がひと際立つ形になりましたが、花角知事がこれまでの消極的な感染対策から転換され、積極的に新潟県民の命を守ろうとする意図が感じられます。
一部では、パフォーマンス的な意図があるようにも思われますが、私は今回の花角知事の行動を評価したいと思います。
これは推測ですが、花角知事が北陸地方の各県(富山県、石川県等)との共同宣言ではなく、東北との共同宣言をした背景には、福島県や山形県との感染者の数がほぼ同じ位だからなのではないかと思います。
4月24日時点の感染者数
新潟県 | 62人 |
山形県 | 65人 |
福島県 | 65人 |
富山県 | 150人 |
石川県 | 216人 |
今後、東北地方の各県と感染者数が同じ位に推移していくことになれば
足並みをそろえた対策を講じていく可能性があります。
一方で北陸地方の富山県、石川県とでは、感染者数に大きな開きがあります。