新潟への田植え帰省自粛に対する声
新潟へ田植え帰省について、困惑されている方々の声を拾ってみました。
新潟のGWには「田植え帰省」というものが控えている。どんな理由があろうと仕事を休み「田植えを手伝う」という暗黙のルール。今年は果たしてどうなるのか?このままだと田んぼクラスター感染が引き起こるのでは?という心配…
— Mioto Hanazawa (@mioto_hanazawa) April 23, 2020
千葉にて、故郷新潟の#FM PORTを好んで聴いている。視聴者からの投稿「今年のGWは息子達が帰って来ない。田植えができない。。。」と。そうだ。帰省は単純にのんびりする事だけじゃない。農家にとって若者は大変な労働力。そんな現実があることを知ることも大切だ。「帰省するな」と声高に言う前に。
— soko (@soko34907438) April 24, 2020
これはアナウンサーの受け流し方がとても上手なのです。新潟をよく知っています。
新潟県民にとって田植えは必要不可欠なことを知っています。
ですが帰省自粛の必要性も当然理解しています。実際県外からのウイルス持込が続いています。どちらの感情も受け止めて寄り添うコメントでした。
— さとり (@zgmf_x13a) April 19, 2020
東北六県と新潟県が緊急事態宣言に基づく自治体からの自粛要請を受けて、その期間をGW開けの5月6日までと想定してますが、丁度連休~明けの頃から田植えが始まりますよね、そうなると都会で暮らしている家族が帰省して手伝うお宅も多いと思いますのでそれが少々不安です(続)
— 木下ひるね (@yukapontas319) April 24, 2020
東北、新潟はゴールデンウィークに田植え帰省っていうのがあってな
— tama334 (@t_tama334) April 23, 2020
正直な話、兄弟や子どもが県外から帰省して手伝ってこそ田植えが成り立ってる米農家は多いはず。田植えには4人くらいは必要で、両親2人じゃ成立しない。新潟の多くはゴールデンウィークに田植えをするけど、本当に帰省自粛が成立するのかは深刻な問題であり、難しい問題。
— 齋藤桂(当面は米農家専念) (@hoimi_saito) April 24, 2020
新潟も同じように高齢化で県外の子供達がGWに帰省して田植えするのが風物詩となってます。
ボランティアもこの緊急事態宣言中行けるのかな…— たか (@taka_samupu) April 25, 2020
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いかにも新潟らしい規制❢
帰省する子はいないけど毎年お手伝いお願いしてる親戚の方々にはお手伝いお願いしない事にしたから田植え作業はキツイけどお昼のおもてなし料理は作らなくても良くなったから私の労力はプラマイゼロ✌ pic.twitter.com/cp1yoQ3Trb— あー☆(かわっち命名☆エリザベス) (@akky275) April 25, 2020
新潟への田植え帰省自粛の対策
新潟の農家さんも高齢化が進んでおり、じいちゃん、ばあちゃんの二人だけでは田植えは難しい状況となっております。
そこで提案です。
親族が帰省して田植えを手伝わなくても、ご近所・地域の協力があれば田植えはできます。
自粛要請により休業している方々の協力
現在、新潟では緊急事態宣言による自粛要請により、様々な業種で休業や時間の短縮を余儀なくされています。
特に飲食店の方々は、苦渋の決断をして休業されている方が多くいらっしゃいます。
そうした方々の労働力を利用してみてはいかがでしょうか。
仕事したくてもできない地元の若い方々がたくさんいるはずです。
そしてその労働力に対する対価は、県が負担する必要があると思います。
また、飲食店の方々に対しては、営業を始められた後のお米サービスなどもいいかもしれません。
ご近所・農業従事者同士の協力
また、農業を営む方々が協力することもできるのではないでしょうか。
実際、稲刈りをするときは、高価なコンバインを共同で購入して、稲刈り機をシェアして使用されています。
そうしたチームで協力するという手段もあります。
共同でやることにより多少田植えのスケジュールがずれ込むことも考えられますが、大きな支障はないと考えられます。
また、田植え作業をすべて委託されるのであれば、その委託手数料は県が負担するべきと思います。
新潟では休業要請協力金として10万円の支給を受けることができます。
それと同じように帰省自粛要請協力金の一環として、先に述べた地域の方々の労働対価や委託手数料は県が負担してあげることで、田植え帰省を迷っている方々の、帰省自粛への決断ができるのではないでしょうか。
いずれにしても、田植えシーズンは目の前に迫ってきています。
新潟県は、単に田植え帰省の自粛を呼びかけるだけでなく、帰省させないための対策を早急に進めていただきたいと思います。